2016年春 沖縄県内のホテル動向
ニュースからよめる、沖縄県内のホテル業界の動きのまとめです。
《北部》
・本部町 瀬底島 瀬底ビーチ、
旧都市デザインシステム(現UDS)が開発していた瀬底ビーチホテル計画跡地の
約33万㎡を、森トラストが2015年末に買収。
2020年を目標にインターナショナルホテルを開業予定。
今の流れだとマリオットか?
2007年JAL系オクマビーチランド・南西観光開発からソラーレホテル&リゾ
ーツを経て、 2016年4月にケンコーポレーションが所得。
運営はそのままオークラニッコーホテルズが継続。
・北部名護市 安部
東急リバブルが240室規模ホテルを2019年開業目標に許認可協議中。
《中部》
・恩納村 「サンマリーナホテル」を
イシン・ホテルズから、スターウッドホテル&リゾートが買収。
イシンホテルズ所有のまま、運営・デザインはシェラトンホテル&リゾート
大規模な改修・増築を加え、2016.6月「シェラトン沖縄サンマリーナホテル」
として開業。
沖縄での同グループホテルは、旧シェラトンホテル(現EMコスタビスタホ
テル):を1992年閉鎖して以来。
・恩納村 瀬良垣ビーチ
東急リゾート・NTT都市開発・ミリアルリゾートホテルズの3社提携でホテル
を企画計画中。
開発許認可は2006年所得済み、造成段階で中断していた4万㎡の敷地で、
300室以上、現在外資系ホテルと運営交渉中、2018年開業を目指す。
ミリアルリゾートはオリエンタルランドの100%子会社で、ディズニーホテル
経営・運営を手掛けている。
・恩納村 伊武部ビーチ
三井不動産が用地を所得。 今後の動きはまだ未定。
敷地は2007年USENグループが開発許可所得していたが、以降リーマンショ
ックで中断していた。
・読谷村儀間、ホテル日航アリビラ隣接地の土地約33万㎡(沖縄うみの園所有)
を、2015年春、星野リゾートが所有、ホテル計画予定。 内容・進捗は未定。
・読谷村 「ザ・ウザテラス ビーチクラブヴィラズ」
テラスホテルズ5番目の全コテージタイプのホテルが、2016年3月に
オープン。
・北谷 ベッセルホテルカンパーナ沖縄
美浜フィッシャリーナに188室予定で、2018年着工2020年3月開業予定。
町より奥原商事が売却仮契約、議会審議中。
美浜リアルエステートが建設予定。
《那覇近辺》
ヒルトンワールドが所得。
2016.7月「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」としてオープンし、
2017年までに順次改装を進める。
・那覇市沖映通り 旧沖映館跡地の駐車場に、「JR九州ホテルブロッサム那覇」
2015.12月着工。設計:久米設計 施工:西松・金秀JV 2017.6月開業予定。
オリオンビール所有、運営のJR九州ホテルズは沖縄初ホテル運営となる。
運営はWBFリゾート沖縄にて、2015年着工2017年秋オープン予定。
230室程度。土地は東急リバブルからTLS3特定目的会社へ売却予定。
・糸満市名城 名城ビーチ
ケンコーポレーションが沖縄リゾートと提携し、460室程度のホテルを
名城ビーチへ2020年開業予定。
ケンコーポレーションはハイアットリージェンシー那覇を運営。
こうやってみると、活発に動いている情勢に見えます。
どれが実現までたどりつくか、楽しみですね。
ながくなりましたので、離島関係や新規開業は別でまとめてみます。